猫の病気
猫チャンの病気を早期発見するためには日頃からよく観察してお手入れのときなどにも注意深く見てあげることが大切ですが、
見付け易くする為にも病気に関する知識を蓄えておくことも必要だと思います。
信頼のできるかかりつけの動物病院も探しておくことが大切です。
病気を発見したらすぐに動物病院で診療や治療をしてもらいましょう。
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かかりやすい病気(こんな症状は注意)
感染症(ウィルス系、その他)、寄生虫、肝臓、泌尿器系、目、耳、口などのかかりやすい病気があります。
完全な室内飼いで感染症や寄生虫のリスクは軽減できますが、運動量の低下による肥満など内臓系の病気がおこりやすいので遊んであげる時間を増やして運動不足を解消しましょう。
[ 感染症 ] 他はこちらのページです>[ 寄生虫 ] [ 泌尿器系 ] [ 目、耳、鼻、口 ]
- 猫ウイルス性鼻気管炎(猫風邪)
- 症状 風邪の様なくしゃみ・鼻水・発熱・涙・よだれ・食欲不足などの症状です。
- 原因 猫の風邪の一つで、冬に多く見られ、感染している猫の接触感染や空気感染でも移るとされています。また、飼い主さんの服などを介して感染する可能性もあります。
- 対策 ワクチン接種で予防できます。外出禁止や他の猫との接触も禁止など。
- 猫カリシウイルス感染症(猫風邪)
- 症状 ウイルス性鼻気管炎と似ていて風邪の一種で、くしゃみ・鼻水・発熱・食欲不足などの症状です。
- 原因 鼻気管炎と同時に感染しやすく、感染している猫の接触感染や空気感染でも移るとされています。また、飼い主さんの服などを介して感染する可能性もあります。
- 対策 ワクチン接種で予防できます。外出禁止や他の猫との接触も禁止など。
- 猫汎白血球減少症
- 症状 軽い場合は嘔吐、下痢ですみますが、重いと急激な高熱、嘔吐、下痢、血便、食欲不振などの症状になります。
- 原因 感染力の強いウィルスで、感染している猫の接触感染や空気感染でも移るとされています。また、飼い主さんの服などを介して感染する可能性もあります。
- 対策 ワクチン接種で予防できます。外出禁止や他の猫との接触も禁止など。
- 猫白血病ウイルス感染症
- 症状 食欲不振や発熱が続き、下痢、貧血、神経症状などです。
- 原因 猫白血病ウイルスに感染する血液の病気で、感染している猫の接触(ケンカ・なめ合いなど)で感染します。
- 対策 ワクチン接種で予防できます。外出禁止や他の猫との接触も禁止など。
- 猫伝染性腹膜炎
- 症状 食欲不振や発熱が続き、下痢、呼吸困難、貧血、神経症状などです。
- 原因 ウイルス自体の感染力は弱いですが、一度発病すると死亡率が高い猫の病気です。
- 対策 外出禁止や他の猫との接触も禁止など。ワクチンがなく、有効な治療方法がなく解明がされていない難しい病気です。ストレスが原因で発病するのではないかとも言われています。
- 猫伝染性貧血(猫ヘモプラズマ感染症)
- 症状 発熱が続き、貧血、食欲不振などです。
- 原因 赤血球が破壊されて、強い貧血になります。他の感染症によって免疫が低下したときに発症しやすいです。
- 対策 外出禁止や他の猫との接触も禁止など。ワクチンがありません。
- 猫免疫不全ウイルス(猫エイズ)
- 症状 病気や怪我が治りにくくなったり口内炎など口腔疾患もみられます。
- 原因 猫免疫不全ウイルスが原因で、感染してる猫とのケンカなどで傷口から唾液を通して感染するようです。数年潜伏して発病することもあるようです。
- 対策 海外ではワクチン接種で予防できます。外出禁止や他の猫との接触も禁止など。
- トキソプラズマ症
- 症状 慢性化になってから症状が出始め、下痢が続いたり体の一部が麻痺する症状です。
- 原因 感染した小動物を捕食するなどで感染します。人間にも感染します。
- 対策 特効薬はなく、下痢などを治療していき時間もかかるようです。
幾つかの感染症は、ワクチン接種で予防する方法があります。感染症はウイルスの感染が一番の原因なので外出禁止を徹底することが大事です。
飼い主さんも他の猫チャンと接触した際は、間接的に感染することも考えられるので、注意する必要があります。
健康な状態の時の猫チャンと比べて少しでも何か気付いたら、かかりつけの先生に相談するのがよいと思います。
関連ページ [ ワクチン接種 ]
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